→VISUAL STUDIO.NET
→インストールやデプロイメント
基本的な作成手順†
- 「新しいプロジェクトの追加」から「セットアップ/デプロイメント プロジェクト」を選択
- テンプレートから「セットアッププロジェクト」を選択(Windows Formアプリの場合)
- プロジェクトを作成
- ファイルシステムウィンドウを表示(プロジェクトを右クリック→表示→ファイルシステム)
- アプリケーションフォルダに主要なexe(トップレベルのexe)を追加する
- 参照しているDLLは自動的に取り込まれるので通常は追加しなくてよい。
- ただし、動的にロードしているDLLは自動では取り込まれないので手動で追加する
- 必要ならばアプリケーションフォルダのプロパティを設定する
- 必要ならばユーザーのプログラムメニューの下に必要なメニューを作成し、ショートカットを置く
- ショートカットはアプリケーションフォルダのexeのアイコンを右クリックして出てくるメニューで作れる
- ビルドする→うまくいけばmsiとsetup.exeができる
オプション†
- プロジェクトのプロパティを設定する
- プロジェクト名で右クリック
- Author
- Manufacturer
- ProductName:「プログラムの追加と削除」に出てくる名前
- RemovePreviousVersions:古いバージョンを削除するか
- Title:インストーラの最初のウィンドウのタイトル部に出る名前
- Version
ASP.NET用のセットアッププロジェクト作成†
- VS.NETのデプロイメントプロジェクトを作成する
- 作成の際Webセットアッププロジェクトを選択する
- プロジェクトのプロパティProductNameをセットアップを作りたいプロジェクトの名前に変更。
- ここでセットした名前がIISマネージャのアプリケーションプールや「プログラムの追加と削除」に表示される。
- Webアプリケーションフォルダで右クリック→「追加…」→「プロジェクト出力…」を選択
- 「プライマリ出力」と「コンテンツファイル」を選択してOKボタン
- WebアプリケーションフォルダのプロパティVirtualDirectoryを希望する名前に変更
- WebアプリケーションフォルダのプロパティDefaultDocumentを希望するaspx/asmxに変更
- その他必要なファイルがあればプロジェクトに追加する
- Web.configは指定しないと追加されない模様(VS.NET 2003のみ.2005では指定不要のようだ)
- ビルドする
→ASP.NET関連
リリースしたASP.NETでDebug.Assert()->ソース表示したときの注意†
- このとき、VS.NET上にDefault.aspx.csなどのソースが表示されるが、このソースはリリースしたものに含まれたソース(例えばc:\Inetpub\wwwroot\hogeApp\Default.aspx.cs)なので、これをVS.NET上で編集してもビルド元のプロジェクトに入っているソースが変更されるわけではないので注意!いくら直しても変更が反映されなくて悩むことになる。
- そのようなソースはインテリセンスが効かないのでその時点で気づきましょう。
起動条件†
- インストールする環境に必要な条件を記述し、環境がその条件を満たさなければインストールできないようにできる
- デフォルトで.NET Frameworkインストール済みかどうかの起動条件がある
- レジストリの有無を条件にしたい場合、「対象コンピュータの検索」から「レジストリ検索の追加」を選び、適切なプロパティを設定する
- 作った検索を起動条件に追加する。適当な名前をつけて
- レジストリ検索条件の作り方
- 例えば HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\CommonFilesDir があるということをセットアップ起動条件としたい場合
- Propertyには適当な名前をつける。例えば CMDIR
- RegKeyには SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion とセットする
- Rootには vsdrrHKLM をセットする
- Valueには CommonFilesDir をセットする(値そのものではない)
- プロパティ名から直感的に想像するのとはちょっと違うものを入れるので注意
- 起動条件のCondition には CMDIR をセットする
Last-modified: 2009-04-12 (日) 07:33:21