→ネットワーク関連
→IPアドレス
サブトピック†
関連記事†
- IPv6がなぜいまだに普及していないのか 2019.12
- ユーザにとって、IPv6アドレスの割り当てを受けることはIPアドレス枯渇問題の解決策にならない。ネットに接続したいユーザは、既存のインターネットに接続したいのであって、IPv6ネットに接続したいわけではない。
- 従って、IPv6の普及率がほとんど100%になるまで、ユーザはIPv4アドレスを必要とし続ける。
- インセンティブの欠如。インターネットにはプロバイダやユーザ、サービスの運営者などいろいろな参加者がいるけど、誰にとってもIPv6を推進するモチベーションというのが特にない
- 現状のインセンティブ設計では、誰にとってもIPv6を積極的に導入する理由はありません。IPv6に対応するべきという「世間の空気」の影響を除いてみれば、なるべくIPv6対応を遅らせて、他の人たちが対応した後に自分が対応するほうが得ということになっているのが現状です。
概要/特徴†
- ネットワーク環境の自動設定やセキュリティといった技術を標準で実装している
- 自動設定機能(プラグ・アンド・プレイ)
- セキュリティ
- その他の特徴
- 「end-to-end 通信」と「双方向性」の実現。IPv4ではアドレスが不足し、NATを使わざるを得ないためこれが実現できない。
- IPv4とIPv6では通信速度はほぼ変わらない。
- パケット中継の処理を軽くした(チェックサム計算の省略?)。通常のヘッダーは固定長とし,認証機能などを使う場合は専用の拡張ヘッダーを動的に組み込む
- インターネットにアクセスするために用いるアドレス以外にもさまざまなタイプのアドレスをパソコンに割り当てて併用できるようになっている。
- IPv6の最小MTU(Maximum Transfer Unit)は1,280バイト
IPv4アドレス枯渇問題†
- Googleマップが見られなくなる? IPアドレス枯渇の五つの“誤解” 2009.11.30
- (1)そもそもIPv4アドレスは枯渇しない
- (2)アドレスが枯渇するとIPv4を使えなくなる
- (3)アドレス枯渇後はIPv6時代になる
- (4)枯渇対策は進んでもインターネットは特に変わらない
- (5)ISPが枯渇対策をするとGoogleマップの表示が欠けて見られない
- 大変革が迫りつつあるインターネット 2009.10.4
- 大きな影響を受ける国の特徴としては「IPv4ベースでのインターネット基盤が急激に成長している」という特徴がありそうです。一方で、「既にユーザ数の成長が止まっている」もしくは「インターネットが全く整備されていない」という特徴がある国は、一般ユーザに対してあまり大きな影響が出ない事が予想されます。
- IPv4アドレスが枯渇したときに日本国内で苦労するのは、外部からのアクセスが必要になるようなサービスを行うために新規立ち上げを行いたいサービス事業者などに限定されるのかも知れません。例えば、データセンターのような事業を立ち上げたくてもIPv4アドレスが無いので出来ないという可能性があります。 IPv4による、P2P、VPNサービス、IP電話なども影響を受けるかも知れません。
- IPv4枯渇問題で注目されているキャリアグレードNATとは? 2008.7.2
- 大容量高速NAT装置を経由してインターネットに接続させる方法を「キャリアグレードNAT」といいます。
- キャリアグレードNATには大きく二つの問題がある
- (1)大容量高速NATの処理スピードの限界
- (2)多段NAT問題…ユーザのLAN内でNATを使っている場合
- キャリアグレードNATはあくまで暫定的な対応であって、IPv6に移行するのが本来あるべき対応
AWSでのIPv4アドレス有料化†
→Amazon Web Service
IPv6のルーティング†
用語説明†
- RIR
- 地域インターネットレジストリ。アドレスの割り当てを行う組織
参考リンク†
Last-modified: 2024-11-03 (日) 22:07:45