#author("2023-09-26T13:50:14+09:00","default:irrp","irrp")
#author("2023-12-03T14:38:37+09:00","default:irrp","irrp")
→ネットワーク関連

→TCP関連

→IP(Internet Protocol)関連

→脆弱性関連

#contents


*一般 [#m804499f]
-[[1.1.1.1 は一部の多段 CNAME を解決してくれない>https://zenn.dev/happy_elements/articles/cloudflare_cname_chain]] 2023.9

-[[EC2インスタンスの終了保護の方法を教えて下さい | DevelopersIO>https://dev.classmethod.jp/articles/ec2-termination-protection/]] 2022.12

-[[アプリケーションエンジニアが知るべきDNSの基本/Basics_of_DNS_that_application_engineers_should_know - Speaker Deck>https://speakerdeck.com/mamy1326/basics-of-dns-that-application-engineers-should-know]] 2018

-[[新gTLDに対する各国政府からの事前警告>http://www.geekpage.jp/blog/?id=2012/11/23/1]] 2012.11.23

-[[知ってますか? DNSの浸透問題や親子同居問題、検閲の影響>http://www.atmarkit.co.jp/news/201209/07/dnssummerdays.html]] 2012.9.7

-[[DNSブロッキングは筋が悪いのか?>http://www.geekpage.jp/blog/?id=2012/6/27/1]] 2012.6.27
-[[DNSのIPv6設定でやっていいこと、悪いこと>http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/rensai/v6net04/v6net01.html]]
-[[DNSの仕組みの基本を理解しよう>http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/rensai/dns01/dns01.html]]
-http://ja.wikipedia.org/wiki/.arpa
-[[DNS Tips>http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/dnstips/index.html]]

-[[キャッシュ/逆引きDNSの構築と運用>http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/bind904/bind904a.html]]


*Route53 [#jabe1c20]
-[[【小ネタ】VPC内外で自ドメインの名前解決で違う結果が返ってきて困った話 - DENET 技術ブログ>https://blog.denet.co.jp/route53-resolve-from-vpc/]] 2022.12
-[[Route53でCAAレコードは設定してますか?? - Qiita>https://qiita.com/Takao_/items/0935694040da1899e040]] 2022.5
-[[DNSド素人がdigコマンドとRoute 53を使って、DNSについてあれこれ学んでみた>https://dev.classmethod.jp/articles/dig-route53-begginer/]] 2018


*ゾーンファイル [#v4992f69]
-各サーバで管理しているDNSの単位をゾーンと呼び、その情報を保存しているファイルをゾーンファイルと呼ぶ。
-[[【図解】DNSゾーン転送の仕組みとシーケンス〜フォワーダとの違い,AD統合ゾーン,notify,スタブゾーンのメリット/デメリット〜 | SEの道標>https://milestone-of-se.nesuke.com/l7protocol/dns/zone-transfer/]] 2018


**ゾーンファイルのレコード [#h6877e92]
ゾーンファイルは以下の種類のレコードで構成される

-SOA:Start of Authority DNSサーバの管理情報など
-NS:Name Server ゾーンファイルを管理するDNSサーバ(権威DNSサーバ=コンテンツサーバ)を指定する。
-MX:Mail Exchange メールサーバのFQDNを設定する
-A:Address ホスト名をアドレスに紐付ける情報
-AAAA:Address IPv6用のAレコード
-CNAME: Canonical Name ホストの別名
-PTR:Pointer IPアドレスをホスト名に紐付ける逆引き情報。
--IPv4の場合 999.999.999.999.in-addr-arpa.
--IPv6の場合 [16byte x 2 =32個の 4bit毎の16進数].ip6.arpa
--例えば、2001:dc4::1というIPv6アドレスを持つホストのホスト名を調べるためには、1.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.4.c.d.0.1.0.0.2.ip6.arpaをDNSに問い合わせる
-NAPTR: ENUMドメイン名を別のURIへ変換する。VoIPの電話番号をURIに紐付ける
--ここでいうURIは sip:username@example.jp のようなもの
-OPT:Option EDNS0(Extention Mechanisms for DNS (RFC2671))パケットサイズ広告など

-TXT:任意のテキスト情報
--[[SPFレコードとは?正しい書き方を徹底解説 - カゴヤのサーバー研究室>https://www.kagoya.jp/howto/it-glossary/mail/spf/]] 2020


-下位ゾーンは上位ゾーンに対して必ずNSレコードとそのネームサーバのAレコードを登録する必要がある

-ダイナミックDNS(DDNS)=DNS UPDATE
--ゾーンファイルに自動でIPアドレスの変更を反映させる方式


*プライマリDNSとセカンダリDNS [#f555c70b]

-プライマリDNS:そのドメインにおける資源レコードを登録

-セカンダリDNS:プライマリDNSからゾーン転送によってコピーされる

-プライマリDNSもセカンダリDNSもNSレコードに登録されているなら権威サーバである

-NSレコードはMSレコードのような優先順位情報を持っていないためプライマリDNSとセカンダリDNSは外のネットワークから見たとき見分けはつかない



*ドメイン [#ef1396d8]
-[[サブドメイン列挙とはどういうものなのか調べてみた - NTT Communications Engineers' Blog>https://engineers.ntt.com/entry/2023/12/02/121544]] 2023.12

-[[今話題のドメイン名オークションの仕組み|徳丸 浩>https://note.com/ockeghem/n/n128c48500b71]] 2023.9

-DNSのルートサーバは世界に13台あり、TLD(Top Level Domain)のゾーンを管理している
-TLDは xxx.co.jp の jp の部分に相当する。co がセカンドレベルドメイン、xxxがサードレベルドメインと呼ばれる。
-ドメイン名の書式は相対ドメイン名と絶対ドメイン名(FQDN)がある。
-相対ドメイン名
--SOAレコードの $ORIGIN ディレクティブ相対パスの原点(xxx.co.jpなど)を設定し、他のレコード中にある @ と置き換える
-絶対ドメイン名(FQDN)
-- .(ドット)で終了する


**ENUMドメイン [#kd3eef72]
-E.164 NUmber Mappingの略
--ENUM (E.164 NUmber Mapping) は、公衆交換電話網の電話番号体系をインターネットのIPアドレス体系と統合する電話番号マッピング (telephone number mapping) の代表的な規格。電話番号はE.164規格で体系化されており、インターネットはIPアドレスや他のリソース情報とドメイン名のリンクに Domain Name System (DNS) を用いる。電話番号マッピングシステムは、DNSを単に参照することで与えられた電話番号に対応したサービスを提供するインターネット上のサーバを決定するものである。ENUMでは特別なDNSレコードタイプを使い、電話番号からインターネット通信に使える Uniform Resource Identifier やIPアドレスに変換する。(Wikipediaより)

-末尾にe164.arpa.が着く
-E.164番号が
 +81-3-3470-ABCD
の場合、ENUMドメインは 
 D.C.B.A.0.7.4.3.3.1.8.e164.arpa.
となる
-参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/ENUM


**ドメインサービス [#oc7760be]
-http://muumuu-domain.com/ 
--CNAMEの編集はできない。提携サイトに独自ドメインを振ることは可能

-[[無料ブログで独自ドメインを使いましょう>http://mydomain.jugem.jp/?eid=6]]
-http://www.zonedit.com/ 
--無料DDNS.5つのドメインまで無料

-http://www.value-domain.com/ 格安ドメイン取得


*リゾルバ [#d9090a68]
-DNSのクライアントのこと。フルサービス・リゾルバとスタブ・リゾルバがある。
-フルサービス・リゾルバ:再帰検索をして完全に名前解決ができる。
-スタブ・リゾルバ:フルサービス・リゾルバに要求して名前を受け取る。通常のPC
-スタブ・リゾルバの機能だけを持っているDNSサーバをスレーブ・サーバと呼ぶ。




*マルチホーミングと逆引き設定 [#x00f3b76]
-マルチホーミング(ISP側から引きこむ回線を複数ISPの回線に二重化する構成)の場合、送信元メールサーバのIPアドレスのPTRレコードは経由しうる接続先ISPごとのIPアドレスをすべて登録する必要がある。登録されていないISPを経由した電子メールを受信した受信側メールサーバが逆引きに失敗し「セキュリティ上問題あり」として受信拒否される可能性があるため


*DNSのセキュリティ [#r4a49f80]
-[[JPCERT/CC、DNSを不正に用いる手法に関する文書公開 | TECH+(テックプラス)>https://news.mynavi.jp/techplus/article/20230710-2722357/]] 2023.7

-DNSキャッシュポイズニング
--脆弱性関連のページを参照

-DNS-Reflection=DNS amp攻撃=DNSリフレクタ攻撃
--DNSを使ったDDos攻撃の一種。送信元IPアドレスを偽装した名前解決要求を外部DNSサーバに送ることによってそのサーバを踏み台とし、攻撃対象の第三者サーバへ大量のDNSパケットを送り付ける。
--[[技術解説:「DNS Reflector Attacks(DNSリフレクター攻撃)」について>http://jprs.jp/tech/notice/2013-04-18-reflector-attacks.html]] 2013.4.18

--参考URL:http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2009/01/15/4414
--http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0612/11/news035.html
---512バイトを超えた場合のDNSサーバの挙動としては、TCPフォールバックかEDNS0のいずれかを取ることになるが、森氏によると、いずれの場合も通信に影響が生じる恐れがある。TCPフォールバックの場合は、EDNS0の場合と比べレスポンス低下が見られ、「やっぱりTCPの場合はそれなりにペナルティが大きい」(同氏)。一方EDNS0の場合、フラグメントされたパケットが送信される可能性があり、「パケットドロップ率が高い環境だと、とても悲しいことになる」という。

-DNSSEC
--DNSのレスポンスに公開鍵によるデジタル署名をつけ、ゾーンデータの申請性、完全性を確保する仕組み。RFC4033,4034

-DNS over TLS(DoT) RFC7858
-DNS over HTTPS(DoH)
--[[DNS over TLS/HTTPSについて考える | IIJ Engineers Blog>https://eng-blog.iij.ad.jp/archives/2954]] 2019
--DoT,DoH はクライアントとキャッシュDNSサーバの間を暗号化するもので、キャッシュサーバと権威サーバの間には使われない。


*公開DNS [#h8810ff0]
-[[1.1.1.1 や 8.8.8.8 という IPアドレスのDNSサーバとは何か>http://tooljp.com/qa/1.1.1.1-DNS-D152.html]] 2018.10
--1.1.1.1 APNIC(Asia-Pacific Network Information Centre) が提供するDNSサーバ。クライアントのIPアドレスを記録しないこと、Google 提供DNSより高速と言われている。
--8.8.8.8 Google PublicDNS。Google が提供するDNSサーバ。高速。

-[[今はGoogle Public DNSが日本国内にあるらしい>http://www.geekpage.jp/blog/?id=2011/9/16/2]] 2011.9.16
--Googleは日本国内の多くのISPと直接接続しているので、Google Public DNSも多くのユーザの「お隣のASさん」という感じになっており、2年前よりもかなり高速化してると思います。 

-[[Googleの無料パブリックDNSサービス「Google Public DNS」を使ってネットのアクセス速度を上昇させる方法>http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20091204_google_public_dns/]] 2009.12.4
--http://code.google.com/intl/ja/speed/public-dns/
--[[Google Public DNSについて調べてみた>http://www.geekpage.jp/blog/?id=2009/12/4/1]]

-http://opendns.com/


*DNS概要 [#v624740e]
-DNS=Domain Name Serviceの略
-ポート53を使用する(UDP/TCPともに)
--参考:[[DNSが使用するポート番号・nslookupコマンド | ネットワーク入門 Part? | 演習で学ぶネットワーク>https://net-skills.net/intro-menu2/dns-nslookup/]]
-レスポンスのサイズが512byteを超えるとTCPで再送する。これをTCPフォールバックと呼ぶ


**プロトコル [#n7c07aed]
-DNSはアプリケーション層のプロトコルである
-トランスフォーム層ではUDPとTCPの両方を使う。
-通常の名前解決にはUDPを使うが以下の場合はTCPを使う。
--1.名前解決でUDPのデータグラム長512byteに返信が入りきらない場合、共通ヘッダ内のTCビットが立ったデータが返信される。それをうけたリゾルバはTCPで接続しデータを受け取る。
--2.プライマリDNSからセカンダリDNSへゾーンファイルを転送する際にTCPを使用する。

**DNSパケット [#z269c89f]
-[[DNSパケットフォーマットと、DNSパケットの作り方:DNS Tips(1/2 ページ) - @IT>https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/1601/29/news014.html]] 2015
--&ref(DNSパケット.png);
-共通ヘッダ内の制御ビット [#zc0c10e7]
--TCビット:DNS返答メッセージが512byteを超えたときに1になる。その場合DNS返答メッセージは改めてTCPを使ってやりとりされる。これをDNSフォールバックという。
--RDビット:Recursion Desired. 1のとき再帰的問い合わせを行う。0ならば反復問い合わせを行う。



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