ソフトウェア業界

日本のIT業界の問題点

SI業界

職業としてのエンジニア

  • 「まだらテレワーク」時代の企業と組織 2021.5
    • 「企業としての意思決定」を促さない限り、労働者の意思に反してテレワークはなし崩しに縮小しそうな見込み。その背景には、職場内のインフォーマル・コミュニケーションを必要としてきた日本の職場ないし社会的な慣習(に伴う、テレワーク時の主観的な生産性の縮小)があり、その慣習自体を短期間で大きく変えることは難しい
    • 職場内コミュニケーション補完のために、バーチャルオフィスなどのコミュニケーションを「見せる」機能を持つITツールの普及・啓蒙・試行機会を通じて、コミュニケーションの「場」を設計することを促したい。
    • 結果として、「オフィス不要・縮小(固定費削減)」かつ「コミュニケーション補完」が可能になれば企業経営にとっても大きなテレワーク推進要因となりうる
    • 「ポストコロナ」時代におけるテレワークの在り方検討タスクフォース
  • 「中堅ITエンジニア」はどこに消えた? 2021.7
    • 仮に生き残ってても氷河期では派遣切りやリストラにあうから,「35歳定年」の前に日本企業の「転職回数3回まで」「正社員限定」の壁に阻まれて,それ以上キャリアを積めなくなる.仮に独学でスキルを身につけても,社歴よりスキルを見てくれる外資に行く比率は高いだろう.マスゴミ用語のロスジェネ問題と同じ構図
  • ベネッセの個人情報流出は企業体質ではなく産業構造上の問題 2014.7.18
    • 「ベネッセが悪いんだ」ではなく、「大企業のサービスを利用しても、それらを提供・管理する現場の人間は賃金の安いバイトや派遣であり、その気になれば彼らは名簿を持ちだしてもっと大きな収入を得ることができる」と考えたら、この事件はもっと深刻に捉えられるべきだ。
  • 退職します. 拝承 2013.12.21
    • 私の退職が所内に広まってから, 「日立を出ることに恐れはないのか」ということを質問された. では逆に聞きたい. 「日立にいることに恐れはないのか」と. 賢い人間であれば, 少し考えれば分かることである. 一方で他の人からは「私も辞めたいと思っている. --しかし臆病で踏み出せずにいる. あなたの勇敢さに敬服する」ということも言われた. オポという概念の広まりに見るように, 私の言動や行動は自然と周りに影響を与えてしまう. 生来のカリスマである私の退職が, 所内全体に広まり, このように「気づいている人間」の挑戦を促すようになればと思う.
  • ゲーム業界の過酷な長時間労働 2011.7.11
    • 長く働いたからといって、よい仕事ができるわけではない。すでに1909年の調査で、長時間勤務より週40時間労働のほうが実際に生産力が高いことが分かっている。
    • 20年以上ゲーム開発に携わってきたイヴァン・ロビンソンは、国際ゲーム開発者協会のサイトに掲載した記事で、21時間以上眠らないでいると、血中アルコール濃度が運転不可になる(0.08)のと同じような状態になると指摘している。「もし会社に酔っぱらって現れて仕事が適切にできなかったらクビになるだろう。仕事の疲労で同じような状態になるのは皮肉なことだ」
  • 【転職市場動向】あふれるPGとSEはどこへ行くのか? 2010.5.11
    • ソーシャルアプリ開発、Web系企業が活況
    • インフラエンジニアは堅調
    • SI業界の動きは停滞
    • 求職者は「SI企業のプログラマ、SE」が圧倒的に多く、全体の半数以上を占める。鈴木氏によれば、「求職者は『待機中で、いつ仕事がなくなるか分からない』『離職中でいますぐ仕事が欲しい』と切羽詰った様子で、『とにかく働きたい』という人が多い」という。
    • SI企業で仕事を探しても、求人案件数が少なく、あったとしても競争が激しいため、なかなか仕事が見つからない。
    • 鈴木氏によれば、Web系企業の採用担当は「開発手法と考え方の違い」を最も気にするという。特に大きいのが「Webサービス開発のスピード力についてこられるかどうか」。多くのWeb系企業では、SI企業のようなウォーターフォール式を採用していない。そのため、「『設計書がないと開発ができない』という人は、Web系企業では通用しづらい」と、鈴木氏は語る。技術や言語の違いよりも、この「考え方」の違いがネックとなるらしい。
  • 仕事は7.5時間で終わらせる in NZ 2010.2.10
    • 職場で「日本ではひとつ2時間の会議が日中びっちりはいっていて、残業時間にならないと仕事をこなす時間がなかった。だから夜遅くまで毎日残業するんだ。」という話をしたら、まったく信じてくれなかった。
    • Kiwi1「2時間も何を話ししてるんだ?」
    • 私「暇だから、メールチェックをしてたよ。一言もしゃべらないで寝てるやつも会議に結構でてたし。その場にいるのが重要というか。」
    • Kiwi2「そんなにいくつも会議を何のためにやるんだ?」
    • 私「上司へのトレーニングみたいなものかな。あるいは上司の思いつきの雑談を聞いてる。それ以外は決定権のない人間だけでブレストやってるみたいな感じ。それが最終的に総意を得るまでのプロセスとして必要みたいだ。」
    • Kiwi4「そんなことのために毎日残業してたら、一体何のために生きてるんだ?」
    • 私「残念ながらそれが分からなかった。分からなかったから脱出してきた。」
    • Kiwi All 爆笑。
  • 最悪の“ブラック会社”からマグロ船に救われた 2009.12.17
    • 何らかの理由で上司から睨まれた同僚は、通勤用に購入した数十万円の自転車が、翌日にはなぜか大破していた。上司から連日「いつ死ぬの」と追い込まれながら、到底こなしきれない量の仕事を山積みされ入院する者も続出していた。私自身も酷い状況にあり、連日、陰湿なイジメを目的とした上司たちの飲み会に連れていかれ、しかも支払いはいつも私だった。
  • 優秀な人材が日本に来ない理由 2009.10.19
    • 「優秀な人材に来てもらうにはガラスの天井をどうにかするしかない」というのは その通りなのだが、ガラスの天井というのは何もナショナリズムや排外主義ではなく、 要するに終身雇用のことだ。
    • 彼ら外国人に「日本で骨を埋めろ、滅私奉公しろ」というのは酷な話で、選択肢の 広い優秀層には相手にされない。たとえば、中国人留学生なんて、日本人学生とは 比較にならないほどアグレッシブな質問をぶつけてくる(しかも優秀な人材が多い)。
      • 「初任給はいくらですか?」
      • 「ええと、330万円くらいかな」
      • 「そうですか…ではいつになったら一千万円に行くのですか?」
      • 「たぶん、15年くらい真面目に働いて、運よく課長に昇格できたら行くと思うよ」
    • もうこの時点でたいがいの優秀層は来ない。
  • SIerとパッケージベンダはどちらが高給? 2009.4.14
  • ITエンジニアだけが3Kって本当? 2009.3.26
    • ITエンジニアからのキャリアチェンジによって、大幅に給与が減少する方や、時間外労働がむしろ増えてしまったというケースは珍しくありません。特に女性の場合、その傾向が強くあるように感じます。
    • もし現在、時間外労働が非常に多く、それが給与にも反映されておらず、不満を感じている方がいれば、それがITエンジニアという職種に起因するのか、所属している会社の問題なのかをしっかりと見極める必要があります。
  • 35歳転職限界説」は過去の話? 2008.9.4
    • 役職で言えば、課長職級のプロジェクトマネージャー(以下、「PM」と表記)の求人募集が多いという。国内メーカーが、PMを求める理由は明快。 PMの人数が受注できる仕事量を決め、会社の売上高を決めてしまうからだ。売上高を増やすには、PMを増やすしかない。PMの仕事は、製品の開発プロジェクト単位。自分の担当工程を持ちながら、プロジェクト全体の工程管理も同時に行うプレイング・マネージャーだ。
    • 「より具体的に言うと、顧客へのコンサルティングや、プロジェクトの見積もり。実際の業務が始まれば、部下の世話やクレーム処理も引き受ける。つまり、プロジェクト絡みのあらゆる問題に関与しなければいけません。そのため私たちは、PMのことを『“歌って踊れる”エンジニア』とも呼んでいます」(清野氏)
  • 希薄な目的意識と、時間単価の“共犯関係”下がり続けるIT関連業務の賃金 2008.8.28
    • 給与や賞与の合計額を労働時間数で割った時間給。厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」を基に、2002年を100としてシステムエンジニアの時間給を算出すると、2007年は86.3にまで下がっている。プログラマーの時間給も同様で、2007年は86.7となる。デフレが進んでいるとはいえ、全産業では2002年の100に対して2007年は92.5だから、IT関連の落ち込みは目立つ。
  • グーグルをはじめとする「理想の職場」5つの現実 2008.8.13
    • Googleに勤めたとしてもやはり、蛍光灯の灯りの下、仕切られたスペースであくせく働くことになる
    • キャリアパスが整備されていない
    • 皆が金持ちというわけではない
    • 地味な仕事も多い
    • 子ども扱い
    • 「Googleの雇用システムは、学校の成績が良く、理想主義者で、経験に乏しく、自らの人生をどう生きたいかについて判っておらず、家庭生活に費やす必要のある時間はゼロもしくはゼロに近く、Googleのようにクールな職場で働けるのであれば何でも大喜びでやるという新卒大学生の獲得を目的として高度に最適化されている」
  • 若者のIT離れを防ぐべく何をすべきか 2008.8.4
    • 全産業平均でみて明らかにIT業界が恵まれているにも関わらず「3K」「7K」といった印象が流布される理由として、他業種と比べて待遇の低い層もネットリテラシーが相対的に高くネガティブなメッセージが流布しやすいこと、一部のデスマーチ・プロジェクトや悪質な企業での悪待遇が強調されがちなこと等があるのだろうか。
    • いずれにしても泥を忌避する若者を責めるのは筋違いで、忌避されてしまっている仕事や企業、そこに矛盾を皺寄せしている業界や社会こそ変えるべきことは明らかだ。これは技術や意識の問題ではなく、産業構造や取引慣行の問題である可能性が高い。であれば必要なのは人材育成やイメージ改善のためのマーケティングではなく、待遇改善やキャリアパスを提示できる環境づくりなのだろう。安直な若者に対するイメージ改善は問題に蓋をすることにしかならない。まずはIT業界の中で不人気な領域を特定し、何故そこで適切な処遇が行われていないのか、背景にある構造問題を分析するところから手をつけるべきではないか。
  • IT業界がいいのは、常に勉強せざるをえないこと 2008.7.31
    • たいていの業界は、楽しかったり華やかだけれども収入は低いか、逆に収入は高いけど精神的には苦しいか、そのどちらかが多いような気がする。IT業界は仕事と勉強が一体化しているうえに、収入もわりと良いのだから、相対的にはやはりいい業界だろうと思う。
    • IT業界にいると、そのダメなところばかり見えやすい。それはきっと、日本という国にいると、日本のダメなところばかり見えてくるのと似ている。 IT業界はたぶんまあまあマシな業界だし、日本もまあまあマシな国だろうと思う。もちろん、つねに改善はすべきであり、現状に甘んじる必要はないが、過度に批判したり、過小評価しすぎるのもよくない。IT業界も日本も、まあまあマシだという前提で、どうやればもっと良くなるのかを考えるべきなのだろう。
  • IT業界がとやかく言われる理由って
    • IT業界だけが叩かれるのは、ウェブに情報を発信してる人の割合がIT業界の人ばかりだからじゃないのかな、と思った。正直私の経験から言えば外食産業とかの方がよほどブラックですよ。私はバイトで4年間某大手ハンバーガーチェーンと居酒屋にいたけど、社員はとにかく帰れない、大晦日も正月も関係なく仕事、汎用的なスキルが見につかないから他の業界で潰しが利かない、独立するのに元手が大きくかかる、残業代も出ない、ボッコボコ過労死で死んでいくというレミングス状態で
    • まあこの業界で働く身としては、業界の悪評が広まって優秀な人材が他業種に流れていったほうがその分チャンスが生まれて美味しいので、ドシドシ悪評を流しまくって欲しい
  • 「入社10年は泥のように働け」 IT業界はみんなそうなのか 2008.7.20
    • 「プログラマーの人材募集に誰も応募してこない。人材派遣会社に聞いてみたら、やっぱりこの仕事のイメージが悪いようだ。他の会社もみんな欲しがっているのにもかかわらず、だれもプログラマーになろうとしない・・・」
    • 「小さな会社になればなるほど仕事はきつい。IT企業は合理的だと思われているのかもしれないが、『IT土方』って言葉があるくらい、システム関係は単純作業が多い。前の会社ではうつ病になった人もいた」
    • 【感想】小さければ小さいほどキツい、というのは必ずしも真実ではない。零細になると逆に楽になることもある。一番キツイのは大企業と零細の間の中小企業のレベルと思う(大企業の子会社で親からしか仕事を請けてない、という会社は避けた方がいい)。あと小さいと単純作業が多いというのもウソ。独立系の零細だと上から下まで全部やるので全然単純じゃないです。むしろ大企業でも仕事が技術と関係ない管理ばかりでつまんないこともあります。
  • 10年泥が嫌ならITお勧めだよ 2008.7.18
    • 新卒でどこかに入れてもらって、先輩から仕事を教えてもらうのに10年泥じゃ嫌だなんて虫がいいよ。どうしても10年泥が嫌ならポテンシャル採用じゃなくて、自分で起業するか、専門家として中途採用枠に応募すべきだ。僕は大学2年の時ベンチャーに中途採用で入ったし、新卒で中途枠を受けられない訳がない。おカタい会社は難しいだろうから、小さめのベンチャーとかになるだろうけど。
    • そして次々と新しい出来事があって、学生のくせに新技術について専門家面できる業界って、ITくらいしかないよ。だから泥のように働きたくなかったらITを選ぶのは悪くない。
  • IT産業を呪縛する「変われない日本」 2008.6.3
    • 解雇規制の問題点について、ITproでここまで書かれたのは画期的だと思う。解雇規制は一見したところ、弱者を保護する「正義」の政策に見えるので、実はこれが悪いのだという話は、間違いなく反感を買う。一般人の大多数をも敵に回しかねないこんな政策は、政治家がみずからこれを言い出すことも期待できない。一種の「タブー」なわけだ。しかし、「一般人の大多数」が間違うこともあるわけで、解雇規制の問題はまさにその例だ。
  • 夢のあるITには若手が殺到している 刹那的な業態が見捨てられただけ 2008.5.31
    • どうして既存の産業構造を維持したままPRさえすれば若者がやってくるとでも考えているのか、理解に苦しむ。学生はIT業界を知らないのではなく、知っているからこそ真剣に選んでいる。役所がやるべきは資格認定制度やモデル約款で技術者や業界に対して箸の上げ下ろしを指図することではなく、非効率な業界構造が温存され、そこに若者が寄り付かず、付加価値が低いまま放置されていることに対して、かかる業界構造を温存する諸制度を、省の枠を超えて見直すことではないか。
  • プロデューサーは552万円、デザイナーは358万円--ウェブ業界の平均年収 2008.5.28
    • ウェブプロデューサーおよびプランナー職が552万円、
    • ウェブディレクター職が468万円、
    • ウェブデザイナー職が358万円という結果となった。
    • この調査より、プロジェクトを統括するウェブプロデューサーおよびプランナー職は、年齢に比例した大幅な年収の増加が見込める職種であることがわかった。
    • 一方、20代後半から30代前半の若手が多いウェブデザイナー職では、全体と比較して平均年収は低い結果となり、ウェブディレクター職、ウェブデザイナー職ともに年収の増加が緩やかである傾向があった。
  • イノベーションは生まれない 2008.5.21
    • Skilledエンジニアの多くは、安月給で働いてくれないし、日本語できないし、空気読めないし、残業しないし、すぐ辞めるし。そんな要求を受け入れられる我慢強いエンジニアは日本人以外ありえない。
    • 外国から人材を受け入れたいなら、そもそもそれに見合うものを提供できないと、誰も来ないと思われる。忍耐強い日本人エンジニアすら引き止められない状況でどれくらい外国人エンジニアを呼べるだろうか。
  • チーム全員がうつ退職「人材使い捨て企業」で何が起きたか 2008.5.7
    • 頻繁に社員の募集、採用を繰り返している
    • べつに設立したばかりの企業ではないのに、社員の平均年齢が異様に低い
    • 研修や教育が少なく、ほとんどOJT任せ
    • 上記のような特徴が見られれば、「人材使い捨て」危険度はかなり高そうだ。
  • IT業界の格差社会、年収200万のオペレータ業務 2008.4.7
    • 中国では業務オフショアの引き受けを盛んに行っていますが、特に運用監視業務に従事する人々の単価が安価でして、なんと人月単価が40万円を切るところが当たり前に存在しています。
    • 40万円という単価を国内で実現しようとすれば、オペレータの手元にのこる収入は、40万×50%×85%=17万円!しかありません。
    • 現状の市場動向からすれば、ただちにこの単価を受け入れる国内業者はいないと思いますが、数年後はどうなっているかわかりません。
    • もしも受け入れられてしまったら、月収17万円というアルバイトレベルの収入で生活を送らなければならない低所得層を生み出すことになってしまいます。
    • 年収200万円を下回ると、生活は負のスパイラルに陥り、不健康で教育も不十分、家庭環境も悪化することが昨今の状況から明らかになってきており、このままでは明らかに日本社会は悪化の一途を辿ることでしょう。
  • システム運用はIT業界の最下層扱いで良いのか?
    • システム運用の世界は、私が知る限り、IT業界の最下層と呼んでも過言ではない領域です。
    • しかし、この状況はあるべき姿ではありません。SIを行う上で、システム運用というのは最も重要なフェーズであり、ビジネス的にも最もお金につながる領域の仕事です。
    • そのような重要な領域に携わる人々や組織に対する扱いが最底ランクであるということについて、私は憤りを感じざるを得ません。
    • 本来なら、もっとも重要な役割を担うことについて、周囲はもっと敬意を払うべきです。よく業務担当者や開発担当者から暴言に近い発言や、半ば命令に近い依頼が運用組織に寄せられますが、彼らは使用人ではありません。そんなことを言う権利はない。
  • だから技術者は報われない 2008.2.22
    • 「彼が言うわけですよ、日本で会社を経営するのは楽ですよと。業績が悪くなったら給料を減らせばよい。また悪くなったらさらに削る。こうしてどんどん給料を減らしていっても、社員はほとんど会社を辞めない。こんなに会社経営が楽な国はないって。中国で同じことをやったら、社員はあっという間に霧散して一人もいなくなる。米国だって同じ。だから、経営者は第一に社員の処遇を考えなければならない。処遇の改悪はぜったいにできないから、本業で業績を上げることを真剣に考え、取り組まざるを得ないわけです」
    • 半導体の権威である東北大学の大見忠弘教授に言わせれば、「それは経営者が頭を使わないから」ということになる。かつて大見教授は、このように嘆いておられた(日経ビズテックno.1参照)。
    • 「かつて絶大な人気を誇っていた電子系の学科は、今や理工系学部の中でも最低ランクですよ。その卒業生も、せっかく何年も電子工学を勉強しながらエレクトロニクス・メーカーには行きたくないという。誰がこんなことにしたのか。もちろん、歴代経営者の責任です。トップになるほど頭を使わなくなるようですな。本当のことを言う実力のある部下を左遷し、上司の顔色をうかがう調整型の部下ばかりを周りに置くからでしょう。そんな経営者は全員、皇居前で正座して腹を切れと言いたい」
  • カナダ人にもつらい日本の労働環境 2008.2.20
    • 言葉とか、文化の問題はあるにせよ、彼にしてみれば日本人の働き方は苦痛でしかないし、理解できないであろう。
    • 一方で移住してきた私にしてみれば、言葉と文化の問題はあるが、こちらの働き方は快適である。
    • そう考えると日本でエンジニアとしてやっていけている人たちであればこちらの会社でも十分やっていけるということだ。逆は成り立たないが。
    • なのにどうして、もっと日本のエンジニアが外に出て行こうとしないのだろうか。我慢強すぎなのか。
  • 35歳定年説を思い起こさせるIPAの調査結果 2008.2.18
    • IT業務からその他業務に転職した「IT業界流出組」の転職理由を見ると、IT業界の課題が分かる。
    • IT業務→その他業務の人の転職理由は、トップが「給与・待遇がよくない」。
    • この理由はIT業務→IT業務の人と同じだが、IT業務→その他業務の人の2位は「労働時間が長い」だった。
    • 「労働時間が長い」は IT業務→IT業務の転職者では6位には入っているだけ。
    • IT業務→その他業務の人が転職先を選んだ理由の3位にも「労働時間が適正である」が入っていて、IT業界の労働時間の長さや不規則さが人材の流出を生んでいる面もあるようだ。
  • IT専門家はIT業界への就職を自分の子供に奨められるか? 2008.2.5
    • 「資格を取るのは良いことだが,それよりも大切なことは最先端の技術を扱う仕事をしている企業を探す意識を持つことだ」とEstes氏は言う。 Windows Server 2003を稼働させ,仮想化,監査およびコンプライアンス対応のインフラストラクチャ,およびビジネスインテリジェンス(BI)アプリケーションなどの最先端のテクノロジーを利用している会社で働くことにより,ITプロフェッショナルは自身の市場価値を保つために必要なスキルを身に付けることができる。
  • スキル、環境でやりがいに差 2008.1.18
    • 労働時間が短いほうがやりがいを感じていない
    • 赤字/無理な納期はやりがいを落とす
    • スキルアップがやりがいに大きく結びつく
  • 空前の人手不足でもエンジニアが大事にされないのはなぜか 2007.11.27
    • 日本で特に人材不足が深刻に考えられている理由を、金崎氏は「日本の情報システムが人に依存しているから」と推測する。日本の情報システムは、標準的な運用管理基準や運用管理ツールを全社で導入することなく、現場の担当者の創意と工夫(と犠牲)で成り立っているケースが多い。属人的な運用が中心となり、サービスレベルが安定しない問題もあるが、経営層にとっては多少の無理を聞いてくれたり、柔軟な運用が取れるというメリットがある。
    • 人に依存している反面、多くの日本企業は人への教育投資を渋ってきた。金崎氏は「企業の運用管理者のレベルが下がってきたと感じる」と話す。原因はエンジニアの教育、トレーニング不足だ。教育、トレーニングのコストを負担すべき企業がこれまでの不況で、そのコストを削り続けてきた。ベンダやシステム・インテグレータに自社の情報システムを丸投げする体質も残っていて、社内のエンジニアが育っていない面もある。
    • やはり投資は出し渋るようで、企業情報システムに対する今後2年間の平均予算増加率は、世界平均が7.1%なのに対して、日本は4.9%だ。
    • 結果として日本企業が考えるのは社内エンジニアに頼らない「アウトソーシング」。サーバメンテナンスやバックアップ、ストレージ管理などでアウトソーシングを利用する比率は日本が世界を大きく上回るという。金崎氏は、売り上げに占めるIT予算の比率が日本企業は米国企業の半分とのデータを紹介したうえで、「日本企業の問題の根っこにはIT投資の少なさがある」と指摘した。
  • エンジニアは実は変化など望んでいない? 2007.11.22
    • 「確かにエンジニアの上位5%程度は上昇志向を持っているように思えるが、残りの95%は変化など望まない。」
    • 「そもそも欧米と比較して日本のIT業界は低レベルの人材がかなり集まっていることを忘れちゃダメだ。」
  • IT業界は7K? 2007.11.12
    • 人はいますが、必要なスキルを持つ人材がいないということです。
    • この人不足を加速させているのが、企業の業者軽視だと思います。
    • 不景気ということを理由に、SEやPGなどに対する月額単価を抑えすぎたことです。
    • 社員にそういうスキルがある人間がいれば、業者に頼む必要はないわけですが、いないから頼む。
    • にもかかわらず、費用はできるだけ社員に近い額で・・・
    • ありえないことです。
    • スキルに対しての費用、人件費などなどをあわせていくと、スキルが高ければ高いほど月の単価は増えるものです。
    • ですが、多くの企業が、高いスキルで安い人、という矛盾した条件で人材を探すので、当然ですが受けたくないわけです。
  • 日本のIT技術者が尊敬されなくなってきた 2007.6.28
    • 「情報サービス産業の工数ビジネスは生産性が悪い人のほうが売り上げが上がる。優秀な技術者が求められているかというと、どうもそうではない。本当に優秀な技術者を育てるには産業構造から変えないといけない」

  • IT業界の7Kとは
    • 「きつい、厳しい、帰れない」の新3K、プラス
    • 「規則が厳しい」「休暇がとれない」「化粧がのらない」「結婚できない」
    • 出典:http://www.j-cast.com/2007/11/03012893.html
    • ※「厳しい」と「規則が厳しい」は被ってないか?
    • ※「厳しい」の代わりに「給料が安い」とする説もある模様


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Last-modified: 2021-10-22 (金) 22:20:15 (46d)