Windows 2000およびWindows XP Professionalには、cipher.exeというコマンド・プロンプト上で使用するツールがあり、ディスク・ワイプを行うというオプション(/w)が用意されている。ただしWindows 2000の場合はSP3以降が適用されている必要がある(詳細についてはマイクロソフトのサポート技術情報の「暗号化ファイル システム用 Cipher.exe セキュリティ ツール」「[HOW TO] Windows で Cipher.exe を使用して削除済みのデータを上書きする方法」を参照のこと)。この機能が利用できるかどうかを調べるには、とりあえずコマンド・プロンプト上で「cipher /?」(cipherコマンドのヘルプを表示させる)を実行してみればよい。そこに「/w」オプションの説明が含まれていれば、ワイプ機能を利用することができる。