McAfeeによる2007年におけるセキュリティ問題ベスト10 2006.11.30
1. 偽のサインインのページを使って人気のあるオンライン・サービスの
IDやパスワードを盗むWebサイトが増加する
2. スパムの量,とくに画像を使ったスパムが引き続き増加する
3. オンラインのビデオ共有サービスの人気により,攻撃者が悪意のあるコードを
配布する手段としてMPEGファイルを利用するようになる
4. 携帯電話が多機能化してインスタント・メッセージング,BlueTooth,WiFi,USBなどを通じて
接続性が高まるにつれて,携帯電話をターゲットとする攻撃が増加する
5. 商用のPUP(Potentially Unwanted Program:不審なプログラム)の増加に続き,アドウエアも増加する
6. コンピュータの盗難,バックアップの損失,情報システムへの侵入などによる
個人情報の盗難やデータ損失が引き続き社会的な問題となる
7. ボットを使った攻撃が増加する
8. ディスク上の既存のファイルを書き換える寄生型のマルウエアまたはウイルスが復活する
9. 32ビット・プラットフォームをターゲットとするルートキットが増加する
10. 公開されるぜい弱性が増加する